眠りの科学について
「ねるこねこ」の音と画面は、眠りに関して公表されている研究報告に沿って設計されています。このページでは、どの設計が、どんな研究報告に基づいているのかをご紹介します。
なお、ここに書かれている内容はすべて研究報告の事実の紹介であり、本アプリが睡眠を改善する効果を保証するものではありません。本アプリは医療機器ではなく、睡眠障害の診断・治療を目的としたものではありません。眠りに関するお悩みが長く続く場合は、医療機関などの専門家にご相談ください。
音楽のテンポ(60〜80)
テンポ60〜80(1分あたりの拍の数。安静時の心拍とほぼ同じ速さです)の穏やかな器楽曲を就寝前に聴くと、寝つくまでの時間の短縮や睡眠の質の改善につながったという研究報告があります(複数のメタ分析。例:Frontiers in Neurology 2024・13試験1,007人)。本アプリのBGMは、すべてこのテンポ帯で制作し、取り込み時に機械計測で確認しています。
音の性質(低い音を中心に)
低い音が中心で高い音が控えめな、いわゆる「ピンクノイズ型」の連続音が深い睡眠を支えたという研究報告がある一方、高く鋭い音は覚醒的にはたらきうるという報告もあります。本アプリの夜の環境音(雨・波・汽車の音など)は、高い音の成分が抑えられていることを機械計測で確認したものだけを収録しています。
音量と、寝落ち後の消灯
世界保健機関(WHO)の環境騒音ガイドラインでは、睡眠中の寝室は静かであることが推奨されています。本アプリは、環境音をBGMよりはるかに小さく敷き、遊びが進むほど音量が下がり、指が止まって眠ったと判定されたら音・振動・画面をすべて消します。朝まで音を流し続けることはしません。
ふかい夜モード(イヤホン時のみ)
左右の耳にわずかに違う高さの音を流すと、脳がその差を「うなり」として知覚する現象を利用した音響手法について、入眠や睡眠の質への良い影響を示した研究報告があります(例:Scientific Reports 2024のランダム化比較試験、2025年の系統的レビュー)。本アプリの「ふかい夜モード」は、このうなりを、遊びが進むにつれてゆっくり低くしていく演出です。ステレオ再生が必要なため、イヤホン接続時のみ有効になります。
画面の光
夜の強い青色光がメラトニン(眠りを支えるホルモン)の分泌を抑えるという研究報告があります。本アプリの画面は夜の暗い配色と暖色を基調にし、遊びが進むほど自動で暗くなり、眠りを検知したら画面そのものを消します。
遊びの組み立て(注意をやさしく移す)
無関係なイメージを次々に思い浮かべると、寝つきを妨げる考えごとの連鎖が続けられなくなり、入眠しやすくなるという研究報告があります(「認知シャッフル」と呼ばれる手法)。本アプリでルールの違う小さなあそびが次々に切り替わるのは、この考え方を夜の世界の物語に翻訳したものです。
ゆっくりした揺れ・ゆっくりした呼吸
ゆっくりした連続的な揺れが入眠を助けたという研究報告(Current Biology 2019)や、1分に6回ほどのゆっくりした呼吸が心身を落ち着けるという研究報告があります。子猫をそっと運ぶ操作や、眠る猫のおなかのゆっくりした上下は、これらの報告を参考にした演出です。
本アプリの中の説明(設定内「眠りの科学について」)より:
このアプリの音は、テンポ60〜80の穏やかな音楽が就寝前のリラックスに役立つという研究報告(複数のメタ分析)に沿って作られています。ふかい夜モードは、音のうなりをゆっくり低くしていく音響手法に関する研究報告に基づく演出です。医療効果を保証するものではありません。
- お問い合わせ窓口: https://nerukoneko.panmarie.com/support
最終更新日:2026年7月14日